Rayshard Brooks killing:
またしても白人警官による、黒人被疑者逮捕の際の、死亡事件が発生しました。
事件の詳細は元記事のリンクを下に貼ってあるので確認していただくとして、、。
事件の要点を整理すると、
・黒人の被疑者は飲酒運転が発覚し現行犯逮捕されることになった。
・飲酒検査などは警察官の指示におとなしくしたがっていたが、
・たいほすると言われ後ろ向きにされ、
・まさに手錠を掛けられる瞬間に被疑者は豹変し抵抗を始め逃走しかけた、
・その逃走中に、警察官から奪ったスタンガンを警察官にむけて発射し、
・逆に警察官から実弾で反撃され、被疑者は死亡するに至った。
問題点1
警察側は被疑者の車両ナンバーなどから既に人定はできていたので
仮に一時、被疑者が逃走したとしてもエリア非常線を張るなどして、
後刻の被疑者確保は可能であった。
にもかかわらず、執拗に追いかけ、警告射撃もなく、実弾を発射し死亡にいたらしめた。
問題点2
日本では被疑者が凶暴で逮捕時に暴れているなどの場合はべつとして、おとなしい状態の被疑者に手錠を掛ける際には、体の前で掛けるのが通常と思われるが
米国では、George Floyd事件の時も同じだが体の後ろで手錠を掛けている。
被疑者の心理状態として、後ろ手にかけられると不安感が強まると推定される。
このあたりの正確なところは本職の警察官や専門家の見解を確認したいが、
今回の事件で、おとなしかった被疑者が突然に抵抗を開始した理由は、後ろ手に手錠を掛けられることによる強い不安感によるものではなかったかと推定されます。
提言
米国政府におかれては、このさい警察改革が喫緊の課題とお考えであるのであれば、
改革案の一つとして、
被疑者逮捕時に手錠を掛ける際には、被疑者がおとなしい状態であれば、後ろ手ではなく体の前で手錠をかけるように進言したい。
この方法であれば被疑者の精神状態に不安感を増加させることもなく、安定した状態が継続するものと思われ、今回の事件のような不必要な悲劇を生まなくなるものと確信いたします。
元記事
https://www.nytimes.com/2020/06/14/us/atlanta-police-protests-today.html