ニュースで知ったのですが、クルーズ船ウエステルダムがカンボジアで上陸できたとのこと。
この船は、順にフィリピン、台湾、日本、タイが入港拒否したので難渋していたが、カンボジアが入港を認め、乗客は下船できたとのこと。やむおえない事情とは言え日本が入港を拒否したことは何となく後ろめたい気がしていた。
ところが、下船したアメリカ人乗客が憤懣やるかたなしの表情でインタビューに答えていたが、驚くべき発言がありました。
発言内容は、クルーズ船はグアム島入港を希望したのに拒否されたとのこと。
このクルーズ船は元々アメリカの会社が運営しており、乗客も大半はアメリカ人の富裕層であると思われます。
乗客は、アメリカ人の我々がアメリカから拒否されたと憤っていたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=J28eufJTjPw
https://www.youtube.com/watch?v=pf6DXw0vpg0
いやはや、今回のクルーズ船入港拒否問題は非常に判断の難しいものだということがわかりました。防疫の観点からアメリカ政府は判断したのでしょうが、アメリカ人の乗客にとっては簡単に納得できる問題ではないでしょうね。
グアム島入港拒否は全くショッキングな情報でした。
そこで、各国の防疫上の対応にどれほどの違いがあるのか、
本日、各国の空港での対応を、空港のウェブサイトからか確認してみました。
まずはホノルル空港ですが、日本からの到着便は無しと表示されました。
日本からハワイへは観光客もビジネス客も多いはずですから、平時だったら複数の到着便があったのではないでしょうか。それがゼロとは信じられないですね。
続いてロサンゼルス空港ですが
JALの到着便無しと表示されました。
続いて台湾、台北空港をみてみました。
中国からの便はほとんどキャンセルされています。
一方、我が日本、成田空港はいかがでしょうか。
おどろくなかれ以下のとおり今日も多数の飛行機が中国から飛んできて着陸しています。
国境管理、ボーダープロテクションにちょっと問題があるのではないでしょうか?
先般のカルロス・ゴーン事件と同根の問題が、日本の出入国管理体制にはあるように私には思えてなりません。